スモークブロック
防毒・防煙マスク スモークブロックについて
よくいただくご質問
いくつくらい会社に備蓄すればよいですか?
どのような目的で備蓄するかによって数量は変わってきます。
初期消火活動や避難誘導が主目的の場合は、フルフェイスタイプを屋内消火栓設備等1カ所あたりにそれぞれ2ヶ以上備蓄することをお勧めします。

緊急避難用として備蓄する場合には、マウス&ノーズタイプを全社員数、あるいは高層階の社員数を必要数量とすることをお勧めします。
ただし、高層階で就業される方は、よりリスクが高いことになるため、フルフェイスタイプでの備蓄もご検討いただいたほうがよいかもしれません。
備蓄するにあたって置き場所はどうすればいいですか?
マウス&ノーズタイプはコンパクトですので、各自すぐ手の届くところに置いておくことをお勧めします。
フルフェイスタイプは、屋内消火栓内などの消火設備と同じ場所に常備しておくことをお勧めします。
安全上、複数人で初期消火する必要があるため、1つの消火栓につき2つ以上常備することをお勧めします。
どこに設置すればよいですか?
地震発生後には同時に数カ所で火災が発生することが予想されます。各自の机と各フロアの屋内消火栓への設置が適しています。
また、防災センター内や病院であればナースセンターなどの場所が適しています。
スモークブロックはなぜ有害な煙の中でも呼吸ができるのですか?
スモークブロックは3層構造を採用しています。
煙に含まれる水分や有毒ガスを吸着する吸着層、煙に含まれる煤や有害物質を捕捉するフィルター層、有毒ガスを化学的に除毒をする触媒層です。
有毒ガスを除毒する薬剤である触媒は水分や有毒物質の粒子と反応すると、その除毒性能が落ちてしまいます。そのため、水分と有毒物質を除去した上で、空気中の有毒ガスを除毒する仕組みにしています。
スモークブロックは他の防毒・防煙マスクとどう違うのですか?
10種類以上の有毒ガスに対応している点です。
3層構造で煙、有毒ガスの双方に対応できる点で、他の防毒・防煙マスクと異なります。また、フルフェイスタイプが用意されている製品はスモークブロックのみです。
10種類以上の有毒ガスに対応するマスクは必要ですか?
空気中の有毒ガスの種類を特定することができる時間的余裕があれば必要ありません。
しかし緊急時には、特定できづらい毒性の強いガスの中を避難する必要に迫られる場合があります。建材やオフィス用品が様々な物質から製造されている現在では、どのような有毒ガスが発生するのかを予想することは極めて困難です。
そのような環境下ではできるだけ多くの有毒ガスに対応しているマスクを装着することで、より安全な呼吸の確保が可能となります。
男性と女性で頭の大きさが違うと思いますが、女性でもかぶれるのでしょうか?
頭の大きさにかかわりなく被れる仕様になっています。
総務省消防庁の基準では、日本人の男女の95%の平均的サイズを算出し、それに合致するように指導されています。その基準サイズにあわせて設計・製造していますので女性でも問題なく被ることができます。
ただし、極端にサイズの大きい人や乳幼児には使用できません。
20分しか使えないのですか?
極限環境(一酸化炭素濃度約2500ppm:その濃度下ではおおむね5分で死亡)で、20分間の使用を保証しています。
有毒ガスの濃度が薄ければ20分以上の使用も可能です。使用下の環境状態によって左右されます。
20分使えるとのことですが、20分で何ができますか?
20分あれば、真っ暗な中でもかなりの距離を移動することができます。
池袋にあるサンシャイン60で、電気を消し真っ暗な中59階から地上まで下りるという実験を行ったことがありますが、所要時間は13分でした。火災発生時には、煙が出たり足元が悪かったりする場合もあるため、さらに時間を要することが予想されますが、20分使用できることで、ビルの高層階からの避難も可能です。
初期消火活動でも20分使うことは可能ですが、10分交代で行うようにして下さい。
訓練された消防士でも、非常に体力を消耗するため10分交代で消火活動を行います。消防隊の現場責任者の主要な任務は、最前線で活動している消防士を交代させることとなっていることからもわかるように、20分間続けて消火活動を行うことは体力的に危険です。
5年以上経過したものは使えないのですか?
特殊な技術を使いアルミニウムパッケージで空気と接しないように厳重に封入していますが、アルミニウムパッケージ自体の経年劣化を防ぐことはできません。
アルミニウムパッケージが劣化した場合、徐々に空気が入り込んでしまい、薬剤が水分を吸着すると本来の性能を発揮できなくなってしまいます。本来の性能を保証するという意味で5年保証をつけさせていただいていますので、5年以上経過した製品につきましては、使用をお控え下さい。
一度、煙の中で使用したら、フィルターが目詰まりを起こしました。次は使えませんか?
フィルターが目詰まりを起こしたということは、スモークブロックの性能が高い証拠です。
つまり、スモークブロックは有毒物質・有毒ガスの除去性能が高いために、有毒物質が多い環境で利用するとフィルターが目詰まりを起こします。
目詰まりを起こしているかどうかにかかわらず(目では目詰まりしているように見えなくても、薬剤は有毒ガス・有毒物質を吸着している可能性が高い)、一度使用したスモークブロックは再利用できませんので廃棄して下さい。
なお、レスキュープラスでは、使用済み製品及び有効期限切れ製品の回収も行っています。詳しくはお問い合わせください。
一度使った商品はどうやって処分すればいいのでしょうか?
不燃ゴミとして廃棄して下さい。
大量に廃棄する場合には、弊社にて引き取ることも可能です。詳しくはお問い合わせください。
マウス&ノーズタイプとフルフェイスは、どう使い分けるのですか?
フルフェイスタイプは、熱や炎、煙・有毒ガスに特に気をつけなければならない人向けです。例えば、炎に向かって初期消火活動を行う人や避難誘導の担当者です。

マウス&ノーズタイプは炎から遠ざかる場合に向いています。
もちろん予期しない速度で煙が充満する可能性もあるため、緊急避難用であってもフルフェイスタイプを使用したほうがより安全です。
マウス&ノーズタイプで初期消火は不可能ですか?
不可能ではありませんが、何も装着せずに初期消火活動を行う場合に比べ、幾分かはかどると思われます。
しかし実際には、熱くて炎に近づくのは困難でしょう。初期消火活動を前提に備蓄する場合には、フルフェイスタイプをお勧めいたします。
フルフェイスタイプで緊急避難をすることはできないのでしょうか?
もちろん可能です。
有毒ガス、煙、炎に対応できるため、フルフェイスタイプを装着して避難した方がより安全性が高いと言えます。
見た目は苦しそうですが、装着した際息苦しくないですか?
どのような防毒・防煙マスクでも息苦しくない製品はありません。様々な薬剤を使って空気中の有害ガス・有毒物質を除去していますので、空気が漏れることがあってはならないからです。
スモークブロックの装着時には、肺に酸素をしっかりと取り込むために、呼吸は落ち着いて深くゆっくり吸って吐くことが重要です。
フルフェイスタイプを装着した上にヘルメットを被ることはできますか?
落下物などから頭部を守るという点で、ヘルメットは重要ですが、 あご紐がしっかりとつけられないためヘルメットを被るのは困難です。
オフィスや病院・学校などで火災が起こった場合は誰が責任を問われるのですか?
防災危機管理担当者および社長や院長、理事長などの代表者、さらには実質的なオーナーなどとなります。
火災発生時には初期消火活動するよりも逃げた方が安全ではないですか?
初期消火活動を行わない場合、有毒ガスが短時間で発生し、避難が困難になる可能性があります。また、延焼の危険もあり、さらに被害が拡大してしまう恐れがあるため、消防法では初期消火を義務づけています。
有毒ガスはどのくらいで充満してしまうのですか?
実際の火災と同様の条件下で行われた実験では、一酸化炭素は発炎後約8分で、シアン化水素は約5分という短時間のうちに致死濃度にまで達しています。有毒ガスは無色・無臭のものも多く存在し、火元から離れていたとしても吸い込んで死に至る危険性があります。
なぜ震災時には消防隊は消火活動を行えないのですか?
震災時には火災が同時多発的に発生する可能性があります。しかも、建物倒壊や道路の破損等で道路がふさがれた場合には、火災現場に到着できない可能性が高くなります。そのような状況下では、自衛消防隊が初期消火・避難誘導をどいかにしっかりと行えるかという点が被害の大小に大きく影響してきます。
初期消火活動時に人的被害を出さないようにするにはどうすればよいですか?
必ず防毒・防煙マスクを装着して初期消火活動を行って下さい。無味無臭の有毒ガスも存在しますので、気がついた時には手遅れとなってしまう場合もあります。
パニックを起こさず安全に避難誘導するにはどうすればよいですか?
避難誘導を担う人が命の危険を感じないような装備を身に付け行動することが第一です。命の危険性を軽減できさえすれば、落ち着いた避難誘導ができるため、誘導される側も安心してついていくことができます。
水をかぶればうまく逃げられるのではないですか?
映画やマンガでは目にする表現方法ですが、現実には難しいと思われます。
たとえ水をかぶり炎の熱を避けられたとしても、有毒ガスを吸い込む危険性を回避できません。また、ハンカチで鼻と口を押さえても、有毒ガスは通過してしまいますので、有毒ガスに対してはあまり役に立ちません。
マスクなしでも逃げ切れるのではないですか?
1人であれば可能かもしれません。しかし、火災発生時には多人数が一度に避難するため、1人の場合に比べて何倍もの時間を要してしまいます。しかも、建物の高層化・深層化に伴い避難距離は長くなっていますので、防毒・防煙マスクなしの避難行動は危険度が高いと思われます。
オフィスでは火を使わないから、地震発生後に火災は起こらないのでは?
二次災害における火災の原因はガス漏れから漏電、電気機器のショート、車輌火災、プロパンガスなど引火性物質倒壊による火災など多岐にわたっています。
オフィスには事務機器が多いため、ショートや漏電を原因とした火災や、また地下駐車場を備えているビルでは、地下駐車場での火災が発生する危険性が高いといえます。
地震と言えば、食糧や水が重要だと思うのですが…
震災時に栄養失調で死亡した人はいません。
まずは、生き残るための準備をすることが、手間とコストをかけて準備した食糧や水の備蓄を生かすことになります。
防災計画はどのような視点で立てればよいですか?
災害発生時に生き延びることに重点を置いた防災計画を立案することを推奨します。
地震対策としては転倒防止装置や固定装置を、火災対策としては防毒・防煙マスクを準備することをお勧めします。
「認定」と「準拠」は違うと言われても、実際に選ぶときに区別できる自信がありません。
合格を表す個別評定証(シール)の貼付を確認してください。またスモークブロックの場合には、型式評定番号(評19-057号 | 評19-058号)が記載されているかについても確認してください。
軍用のマスクを選べばより安全ですか?
極めて危険です。軍用のマスクで使用されている薬剤は1つの有毒ガスにしか対応できない仕様になっています。
火災で発生する有毒ガスは10種類以上ですので、他の有毒ガスを吸い込んでしまうことになってしまいます。また、民間に出回っている軍用品の大半は放出品ですので、使用期限が切れた製品の可能性があります。そのため薬剤などが劣化し、対応している有毒ガスに対しても効果を発揮できない可能性があります。
スモークブロックに子供用はありますか?
現在は、マウス&ノーズ及びフルフェイス共に1サイズのみです。
乳児や乳幼児、小学校低学年のお子様にはご使用いただけません。